天然石の秘密

6.14愛されたことを想い出す。。。

6.14愛されたことを想い出す。。。

自分の人生の中で、自分は愛されたことを想い出す女なのか・・・。

それとも、愛したことを想い出す女なのか・・・。

メンタルストーンカウンセラーの泉本勝代です。

以前、タイトルに惹かれて『サヨナライツカ』 を小説で読んだことがある。

そして、偶然、レンタルショップで『サヨナライツカ』のDVDが目にとまり借りたのです。

夫、辻仁成の小説に、妻の中山美穂が映画出演して話題になった作品。

何気なく借りたので、あまり期待しなかったのは、たいがい小説が映画化されると、期待を裏切られるからなんです。

でも、この映画はちょっと違いました。

25年たった沓子の手の甲のシミや、老眼鏡をお互い同時に掛けて、食事のメニューを見るシーンを見て、思わず泣いてしまった。

小説を読んだ時と、今では私の時間もそれなりに過ぎている。

人は誰も心にしまってる恋愛の想い出があると思う。

その時の流れが、頭の中のイメージより、DVDの映像で、見せつけられて、正直クラクラしました。

昔自分は、死ぬ時、【愛したことを想い出す】女だとおもっていました。

でも、このDVDを見た2010年は【愛されたことを思い出す】女にかわったような気がする。

大切にされた想い出を、大切にしたい。

どうゆう変化なんでしょうか・・・自分にもわからない。

でも、2013年の今、やっぱり【愛したことを想い出す】そんな女でいたいと願うようになっています。

たぶん、一時のいろいろあった自分を慰め、奮い立たせたかった時期は、自分が愛されているその事実に救われたかったのかもしれない。

愛することには、自責がまとわりつき、愛されることは、どうしても他責になってしまう。

あの頃きっと私はいっぱいいっぱいで、愛されている実感が欲しかったのでしょう。

いろんなことがあり過ぎて、そこにしがみつきたかったのだと思う。

極楽浄土で有名なこんな話がある。

食事をするのに用意されたお箸は、とても長い々お箸。

そのお箸を使って食事するには、自分はそのお箸では食べられないけど、相手に食べさせてあげる事はできる!

その事に気付けるか!がとても大切になってくる。

相手に食べさせてあげたら、自分も食べれる!この発想は極楽浄土ではありえない。

自分への見返りを期待する考えは、とても愚かです。

愛することも同じ。

愛することを大切にする人の周りには、愛することを大切にする人が集まってくる。

愛される事を望む人の周りには、愛される事を望む人が集まってくる。

食べさせて貰う為に、食べさせる。。。

その行為はいつしか、息詰まるし、行き詰る。

いつか、何にでも終わりや別れはやってくる。

その時、自分が精一杯、一生懸命生きた!愛した!その想いと行動が自分の人生のしあわせをつくると、私は信じている。

 

=== サヨナライツカ ===

いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない

孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい

愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある

どんなに愛されても幸福を信じてはならない

どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない

愛なんか季節のようなもの

ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの

愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ

サヨナライツカ

永遠の幸福なんてないように

永遠の不幸もない

いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる

人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと

愛したことを思い出すヒトにわかれる

私はきっと愛したことを思い出す

サヨナライツカ本 辻仁成

幻冬舎文庫「サヨナライツカ」 辻仁成 より

 

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